写真を足す操作は短く、決めることは操作の外にあります
この記事で答えるのは、「Googleビジネスプロフィールに写真を追加するとき、何を知っていれば自分で判断できるか」という質問です。
先に答えを書きます。追加の操作は、管理画面かGoogleマップのアプリから数分で終わります。判断が要るのは、操作の前と後です。
前に決めるのは、誰が撮って、誰の権限で上げるかです。後に見るのは、上げた写真が実際に表に出たかどうかと、お客様が上げた写真と並んだときにどう見えるかです。
外注先を比べている方にとっては、ここがそのまま見積もりの差になります。「写真の追加」と一行で書かれていても、撮影に来るのか、送った写真を上げるだけなのかで、中身は別の仕事です。
私がこの作業をどの位置から見ているか
いま受けているMEOの運用代行の中で
私はいま、業務委託でInstagramとMEOの運用代行をしています。受けている作業は、企画と台本の作成、編集の指示、投稿作業、月次の分析です。
写真の扱いは、このうち投稿作業と月次の分析の両方に関わります。だからこの記事では、ボタンの場所よりも、作業を誰が持つかのほうを詳しく書きます。
この記事の根拠と、書いていないこと
手順と条件は、Googleのビジネスプロフィールのヘルプにある説明をもとにしています。画面の名前や数値の条件は、時期によって変わることがあります。追加する前に、公式のヘルプで最新の内容を確かめてください。
担当している店舗の写真や数字は、この記事に出しません。写真を増やすと順位が上がる、といった効果の約束もしません。そこは公式にも示されていないためです。
写真を追加する入口は2つあります
パソコンなら、検索結果に出る管理の操作から
プロフィールを管理しているGoogleアカウントでログインして、店の名前を検索します。オーナー確認が済んでいれば、検索結果の上に店を管理するための操作が並びます。
その中の写真の項目を開き、写真か動画を選んで上げます。ボタンの表記は時期によって変わるので、見当たらないときは「写真」「写真を追加」に近い言葉を探してください。
スマホなら、Googleマップのアプリから
Googleマップのアプリで、管理しているプロフィールを開きます。そこから写真の追加を選ぶと、端末の中の写真を選べます。
店で撮ってその場で上げられるので、撮る人と上げる人が同じなら、こちらのほうが手間は少なくなります。
上げる前に確かめる、写真と動画の条件
ヘルプでは、写真の条件として、形式はJPGかPNG、ファイルの大きさは10KBから5MBまで、解像度は縦横720ピクセル程度を推奨、といった目安が示されています。動画にも、長さを30秒以内とするなどの条件があります。
この数値は変わることがあります。大量に上げる前に、公式のヘルプで確かめてください。
あわせて、店の実際の様子を写していない写真や、加工を強くかけた写真は、ポリシーに合わないとされて表に出ないことがあります。
オーナー確認で止まっているなら、そちらが先です
オーナー確認が済んでいない状態では、店の側として写真を管理する操作が出てこないことがあります。写真の手順より先に、確認の手続きを進めてください。
上げた写真は、どこにどう並ぶのか
ロゴとカバー写真は、種類を指定して上げます
ロゴは店の印として、カバー写真はプロフィールの顔として使いたい1枚として、種類を指定して上げます。
ただし、カバー写真に選んでも、検索結果の先頭にその写真が出るとは限りません。ヘルプでも、表示される写真はGoogleの側で決まる場合があると説明されています。カバー写真を決めることは、先頭に出る写真を決めることとは別だと考えてください。
お客様が上げた写真も、同じ一覧に入ります
来店したお客様がGoogleマップに写真を上げると、店のプロフィールにも並びます。店が上げた写真と、お客様が上げた写真は、見る人からは同じ一覧に見えます。
お客様の写真は、店の側で直接は消せません。ポリシーに合わない写真は報告できますが、消すかどうかを決めるのはGoogleです。
店が上げた古い写真は、消すまで残ります
改装する前の店内や、もう扱っていない商品の写真は、店が消さない限り残ります。写真の作業は「足す」だけでなく、「古くなったものを外す」まで含めて1つの作業です。
追加したのに表示されないとき、見る順番
すぐに出ないのは、珍しいことではありません
上げた写真は、表に出るまでに時間がかかることがあります。上げた直後に見えないからといって、同じ写真を何度も上げ直さないでください。
出ない理由は、知らされないことがあります
ポリシーに合わないと判断された写真は、表に出ないまま終わることがあります。そのとき理由がはっきり示されるとは限りません。
何日か待っても出ない写真があれば、店の実際の様子が写っているか、強い加工や文字入れをしていないかを見直してください。
確かめるのは、お客様と同じ画面で
管理しているアカウントの画面では、自分が上げた写真が見えていても、ほかの人からは見えていないことがあります。確かめるときの見方は、Googleビジネスプロフィールの使い方|直したあと、どこを見て確かめるかで書いています。
外注するとき、写真の作業はどこで分かれるか
撮る人が、店の側か外注先の側か
写真の作業で、いちばん中身が違うのはここです。外注先が撮影に来るのか、店で撮った写真を送るのか。見積もりに「写真の追加」としか書かれていなければ、撮影が入っているかどうかは読み取れません。
上げる人が、どの権限で入るか
外注先が上げる場合は、プロフィールに外注先を加える必要があります。どの権限で加えるかによって、できる操作の範囲が変わります。契約の前に、どの権限を渡すのかを決めておくと、あとで揉めにくくなります。
何枚を、どの間隔で足すか
月に何枚足すのか、季節ごとに入れ替えるのか、ロゴやカバー写真も作り直すのか。決まっていないと、見積もりは幅で返ってきます。
お客様の写真を、誰が見回るか
お客様の写真はいつ増えるか分かりません。誰がどの間隔で見て、ポリシーに合わないものを報告するのか。これを外注先の作業に入れるかどうかで、毎月の手間が変わります。
費用を動かす条件と、見積もりの取り方
金額は書きませんが、動く向きは書けます。撮影に来る回数と1回の時間が増えると上がります。拠点の数、月に足す枚数、動画を含むかどうか、お客様の写真の見回りを含むかどうかも、増えるほど上がる方向に働きます。反対に、店で撮った写真を送って上げてもらうだけなら、軽くなります。
見積もりを取るときは、各社に同じ条件を渡してください。そのうえで、「撮る」「上げる」「見回る」を別々の行に分けて書いてもらうと、横に並べて比べられます。含まれないものを先に聞いておくと、あとから追加になる作業が見えます。
具体的な金額が必要な方は、料金・お見積りページから、条件を伺ってお見積りします。
この整理が役に立つ店舗と、まだ早い店舗
見積もりに「写真の追加」とだけ書かれている店舗
手元に見積もりが2通以上あって、写真の作業の書き方がそろっていない店舗には、この記事の整理がそのまま使えます。撮る・上げる・見回るの3つに分けて読み直してみてください。
自分で月に数枚上げられれば足りる店舗
店の様子があまり変わらず、自分で月に数枚上げれば済む店舗は、外注を比べる前に、まずアプリから自分で上げてみるほうが早いです。写真の作業だけのために外注を考える必要は、あまりありません。
持ち帰れるパーツ:写真まわりの用語と、実際の運用での現れ方
- オーナー確認 ── 済んでいないと、店の側の写真の管理画面が出てきません。写真の作業より前の段です。
- ロゴ ── 種類を指定して上げる1枚です。作り直すかどうかを、見積もりで別の行にしてもらえます。
- カバー写真 ── 店が選ぶ1枚です。ただし、検索結果の先頭に出る写真と同じになるとは限りません。
- お客様が上げた写真 ── 店の写真と同じ一覧に並びます。店の側では消せず、報告までです。
- 写真の報告 ── ポリシーに合わないお客様の写真について、Googleに知らせる操作です。消すかどうかはGoogleが決めます。
- 表示されるまでの時間 ── 上げてすぐ出ないことがあります。上げ直しを繰り返す前に、日を置いて確かめます。
- 写真の条件 ── 形式・ファイルの大きさ・解像度の目安があります。数値は変わるので、公式のヘルプで確かめます。
- 動画 ── 長さなどに写真とは別の条件があります。動画を含むかどうかで、作業の重さが変わります。
- プロフィールに加える権限 ── 外注先が上げるなら必要です。どの権限で入るかを契約の前に決めます。
- 古い写真 ── 店が消すまで残ります。入れ替えを作業に含めるかどうかで、毎月の作業量が変わります。
この記事と近い話は MEO対策の会社の選び方|見積もりを横に並べて比べるための4つの欄/Googleビジネスプロフィール運用代行の費用|回数が決まらない作業の読み方 にも書いています。
まとめ:写真の追加で、店の側が自分で決められること
最初の質問は、「写真を追加するとき、何を知っていれば自分で判断できるか」でした。
操作は、パソコンの管理画面かGoogleマップのアプリから数分で終わります。判断が要るのは、その前と後です。前に決めるのは、誰が撮り、誰がどの権限で上げるか。後に見るのは、写真が実際に表に出たかどうかと、お客様の写真と並んでどう見えるかです。
外注を比べるときは、写真の作業を「撮る」「上げる」「見回る」の3つに分けて、見積もりを読み直してください。今日からできるのは、手元の見積もりの「写真」の行に、この3つのどれが入っているかを書き込むことです。それだけで、どこが違うのかが見えてきます。
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